キャロン サクレ


Photo 2014-08-13 2 30 38キャロンのサクレが出たのは1990年。見よ!これがキャロンだ。といわんばかりに満を持して発売されましたが、このパッケージにも気合が伺えます。黄金色の箱が左右に分かれて、中には香水瓶の描かれたツヤ黒の箱。これを開けるとその下にようやく香水瓶が現れるという。オリエンタルな神秘を表現していて、サクレはそのまま、「聖なるもの」という意味。古代の秘儀に珍重された没薬(ミルラ)がベースノートとなって、シナモンやクローブの香りもします。ブラックペッパーやウッディ系の香りが密やかに立ち込め、まるで上品なお香。白檀の香りはあまりしません。アラビアを思わせるパッケージですが、意外にも和服に似合いました。

日本では人気がなかったようです(泣)日本での取り扱いはカネボウ。当時は従兄弟が勤めていて、誕生日にプレゼントしてくれました。

Photo 2014-08-13 2 31 07左の写真は箱を開けた、パルファム瓶の様子です。栓が、スカラベ(エジプトで聖なる虫とされたふんころがし)のようにも見えます。20年経つと、この瓶も年季を帯びてきて、ジーニー(魔神)が出てきそう…キャロンではアラビアというよりイエス・キリストの生誕にまつわるイメージで調香したのでしょうけれどね。クリスマスイブに教会のミサに参加されるなら、こっそりつけてもいいかもしれません。ミルラやフランキンセンスを焚きますから。
今では海外のネットショップでもオーデパルファムからの取り扱いがメインになっていて、パルファムは今でも製造されているのか分かりません。それだけに、ある意味貴重なコレクションになっています。

 

 

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